平田恵子の ABC南風
    
Vol. 20 Terima kasih.(トゥリマカシ=ありがとう)
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バリで飲むアルコールと言えば、水分補給代わりの星印ビンタン・ビール。このビール会社はオランダがインドネシアを植民地支配していた時代からの創業で、かつての日本軍ジャワ師団の兵隊さんも知っていた。ただし、兵隊さんは戦地でビールを飲んだのでなく、起床時のうがい水が入れてあった緑の瓶が星のマークのビンタン・ビールだったそう。

そして、本格的に酔いしれたいときは、お部屋でアラックということになる。ヤシの花芯から取れる樹液とバリ米の蒸留で作る透明なスピリッツで、ランブータンやパイナップルなど酸味のある果物をつまみに、水割りやロックでクイクイいく。ヤシ砂糖の入ったクレポンという生菓子と相性もよく、ほのかに立ち上がるココナッツの香りが心地よく、解放感からひと泳ぎしたくなるが、アルコール度は30〜45度と高く、弛緩したままベッドに沈んでしまうのが、平和的な飲み方だろう。

レストランでワインを頼む時は、フランスやイタリア産もリストにあるのだが、税金飲んでるほどバカ高い。そこで、お安くて味もそれなりに満足できるバリ産ハッテンワイン、白かロゼをよく注文する。バリは熱帯とはいえ標高2,000mを超す火山が幾つもあり、ベドグールなど高原地帯はけっこう冷え込みもきつく、昼夜の気温差が大きくて、意外やおいしいぶどうが生産できるのだそう。

ハッテンのロゼは2003年に、ロンドンのワインコンテストで、びっくり3位を受賞したとか。http://www.hattenwines.com
ある年、レギアンの静かなレストランで、ディナーをビールとワイン、アラック・カルテルで楽しんだ。ともかく、お勘定を済ませて表通りをホテルに向っていた。と、後ろで誰かが叫んでいる。”Bu! Bu! Ada barang yang ketinggalan!(お客さま、お客さま、お忘れ物です)” 振り向けば店の女の子がこちらにバタバタと走ってきて私の腕を掴むではないか。彼女の手には、私のお宝カメラが!酔っぱらって、ピース写真をとったまま、席にニコンの一眼レフを置き忘れていたのだった。とたんに酔いが覚め、”Terima kasih!(ありがとう)” Rを巻き舌音にして5回くらい叫んだ私だった。

Terima kasih. の直訳は「愛を受ける」という意味で、自然や神々、まわりの人間関係から愛を受けて暮らしていることへの感謝だというが、ほんとうにバリでは人の心や愛を実感することが多い。

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