平田恵子の ABC南風
    
Vol. 21 Upacara (ウパチャラ=儀式)
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1月のうだるように熱い日の午後、私はキーンと冷房のきいたインターネット・カフェで、東京へのメールを打っていた。「日焼けとバリ料理で、黒ブタ化し…」。書きかけて、外からガムラン行列の大反響が近づいてきた。頭をあげると、わっ、頭に供物をのせた正装の女性たちがとぎれもなく続いている。”upacaraウパチャラ(儀式)”だ。「これは、かなり大きそう!」と私はカメラを手に表に飛び出した。

upacara(ウパチャラ)とは、バリ・ヒンドゥー教の祭礼(オダラン)に伴う儀式のことで、こうした行列を含め、お寺での僧侶の読経や参拝者のお祈り、各家庭でのサンガと呼ばれる家寺の儀式なども、まとめてウパチャラと呼ばれている。ともかく、オダランとウパチャラは常にワンセットになっている。時々、道の横に”Hati-hati. Ada Upacara.(ウパチャラ注意)”の交通規制看板がでていて、さすがにバリだと笑ってしまう。

肌を透かすまばゆいばかりのレースの上着を着た女性たちが、頭上に果物や菓子や花でうずたかく積み上げた供物をのせ、目元・口元・眉尻まで完璧に決めた化粧に引き締まった表情(これは供物の重みもあるのだろうが)で、賑やかに列をなしている。太陽が光の洪水を降り注ぐ中でさらに映える、バリ女性のめくるめく美しさは、いつ何度見ても見飽きることはない。本当にため息がもれてしまう。
ざっと、300メートルくらいの行列を眺めて、またカフェの席に。「黒ブタ化しそうです。おいしいナシゴレンや、ココナッツ菓子に抵抗できません。今ちょうど、ウパチャラの行列がありました。ガルンガン前で村はにぎやかです。めくるめくバリより」ということで、送信した。NYやハワイにもupacaraの様子をメールし、さて帰ろうかというとき、もう日本から返事が届いていた。「私も、ナシゴレン食べたい。雪の東京より」と。

まっ、便利な時代になったもので、リアルタイムで手紙がバリから東京へ、東京からバリへ届く。とくにバリと日本は時差が1時間なので、ほとんど国内感覚だ。広くて快適な冷房空間に30分くたくたいても100円位(15分4,000ルピアなど)なので、ついつい長居してしまう。今、狭いウブドにインターネット・カフェって、軽く10件以上はあるのでは?どこも、けっこう繁盛している。24時間OPENの店もある。

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