インドネシア料理
Indonesian Dishes
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インドネシアのスパイシーな料理と甘いデザートは、夏バテの時にも食欲をそそります。


■ご飯

    
■ナシ・ゴレン(nasi goreng)
日本人にも人気のインドネシア風チャーハン。ナシは「ご飯」、ゴレンは「炒める」という意味なので、文字通り「焼き飯」のこと。レストランや屋台など、インドネシア全土、どこでも食べることができる最もポピュラーな料理。具は肉、えび、野菜など様々。上に目玉焼きがのっているのはナシ・ゴレン・スペシャル。
      
■ナシ・チャンプル(nasi campur)
沖縄料理でもおなじみのチャンプルは「混ぜる」という意味。ナシ・チャンプルは、ご飯と肉、野菜、魚などの数種類のおかずを盛り合わせたインドネシアのワンプレートごはんのことです。1人でレストランに入って、いろいろなおかずを食べたい時にはナシ・チャンプルにするとよいでしょう。

■麺類

    
■ミ・ゴレン(mie goreng)
インドネシア風焼きそば。ミは「そば」で、ゴレンは「炒める」という意味です。唐辛子が少し入っているので、日本の焼きそばと比べて、ピリッとした辛さが特徴です。ナシ・ゴレンと同様、目玉焼きやクルプック・ウダン(えびせんべい)がのっていることもあります。
    
■ミ・クア(mie kuah)
インドネシア風汁そば。中に入れる具によって、肉団子入り汁そばはミ・バソ(mie bakso)、ワンタン入り汁そばはミ・パンシット(mie pangsit)など、いろいろな種類があります。

■肉料理

     
■アヤム・ゴレン(ayam goreng)
鶏のから揚げ。インドネシアの鶏は、日本と比較すると地鶏の割合が高く、身が締まっていてとてもおいしい。イスラム教徒の多いインドネシアでは、肉料理のメインは鶏料理。ニョニャ・スハルディなど、アヤム・ゴレンで有名なチェーン店もあります。
       
■サテ・アヤム(sate ayam)
 インドネシア風焼き鳥。甘辛いピーナツソースをかけて食べます。サテは「串焼き」の意味です。サテには、サテ・カンビン(山羊肉の串焼き)、サテ・サピ(牛肉の串焼き)、サテ・バビ(豚肉の串焼き)、サテ・イカン(魚のつくね)など様々な種類があります。
     
■コドック・ゴレン(kodok goreng)
 かえるのから揚げ。鶏肉のようなあっさりとした味。ケチャップを付けて食べます

■魚料理
     
■イカン・バカル(ikan bakar)
焼き魚。イカンは「魚」でバカルは「焼く」という意味。焼きえびはウダン・バカル。炭火で焼いたイカン・バカルは、バリ島のジンバランが有名です。夕方になると、ビーチ沿いにずらりと並んだイカン・バカルの店が一斉に開店し、夕日を見ながらビーチで食事ができます。特製サンバルにつけて食べるイカン・バカルは絶品。
      
■ペチェル・レレ(pecel lele)
なまずのから揚げ。生野菜とサンバル(唐辛子味ペースト)と一緒に出されるので、から揚げと野菜をサンバルに付けてご飯と一緒に食べます。

■野菜料理

     
■カンクン・トゥミス(kankung tumis)
インドネシアで最もポピュラーな野菜、空芯菜を使った野菜炒め。バリエーションで赤ピーマンや鶏肉などと一緒に炒めることもあります。中華風の味付けでくせがなく、野菜不足の時に重宝する一品です。
      
■ガドガド(gado-gado)

 にんじん、きゃべつ、もやし、いんげん、じゃがいもなどのゆで野菜と、厚揚げ、ゆで卵、きゅうりを食べやすい大きさに切って、その上に甘辛いピーナツソースをかけたインドネシア風ゆで野菜サラダ。付け合せにクルプック・ウダン(えびせんべい)をのせることもあります。
     
■プルクデル(perkedel)
インドネシア風コロッケ。日本のコロッケと違って、パン粉の衣は付けずに、コロッケの中身をそのままフライパンで焼きます。日本のコロッケと同様に、すりつぶしたじゃがいもをベースにひき肉やみじん切りにした野菜が入っています。

 

■スープ

     
■スップ・サユル・チャンプル(sup sayur campur)
 野菜スープ。にんじん、じゃがいも、きゃべつ、セロリ、たまねぎなどの具が入ったあっさりした塩味のスープ。インドネシア人はご飯にいろいろなおかずをのせて、ご飯とおかずを混ぜて一緒に食べますが、スープがあれば、スープも一緒にかけて食べます。
      
■ソト・カンビン(soto kambing)

山羊肉のスープ。煮込みのようなこってりとした味わいです。ご飯にかけて食べます。

■その他

     
■サンバル(sambal)
インドネシア料理に欠かすことのできない辛味調味料。唐辛子、ニンニク、トゥラシ(小えびのペースト)などの香辛料をすりつぶして作る唐辛子味のペーストです。各家庭、レストランによって、使われている香辛料の種類や配合は無限にあります。料理の際に調味料として使ったり、他の料理と一緒に小皿に入れて出され、好みで取り分けて、自分で辛さを調節しながら料理に付けて食べます。
      
■クルプック・ウダン(kerupuk udang)
えびせんべい。クルップックは揚げせんべいのことで、クルプック・イカン(kerupuk ikan)は魚せんべい。食事の際にほかのおかずと一緒に単品で出されたり、ナシ・ゴレンやガド・ガドなどの料理に添えて出されます。屋台では、テーブルの上にクルプック入りのプラスチックの入れ物が置いてあり、自分で好きな分だけ取って、食事が終わった後に、自己申請して食べた分だけ支払います。
     
■タフ・ゴレン・サンバル(tahu goreng sambal)
厚揚げ豆腐のサンバル炒め。インドネシアでは、豆腐よりも厚揚げの方がポピュラーな食材です。サンバルという唐辛子ベースの辛味調味料で炒めており、大変辛い料理です。
     
■パダン料理(masakan Padang)
まず、席に着くと、注文もしないうちに、ご飯が盛られた大皿と、おかずが一品ずつ入った十数種類もの小皿がテーブル一杯に並べられます。初めてパダン料理を食べる時には驚きますが、食べた分のみ支払うシステムです。肉、魚、卵、テンペ(大豆を固めた食品)などは、1皿に2つずつ入っているので、1つだけ食べた場合は、1つ分のみ支払います。野菜や煮込み料理は、手を付けたら、1皿分支払います。フォークやスプーンもありますが、たいていはコボカン(フィンガーボール)が用意され、インドネシア人は右手を使って食べます。

■デザート

     
■ナガサリ(nagasari)
バナナ入りの餅をバナナの葉で包んで蒸したお菓子。バナナのほのかな甘みとモチモチした食感が人気。