インドネシア旅行情報★ジャカルタ
Travel Information of Indonesia★Jakarta
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 インドネシア共和国の首都、ジャカルタは、政治・経済の中心地で、人口1,000万人を超える東南アジア最大の都市。

 官庁や各国大使館、ホテルなどの近代的なビルが立ち並ぶタムリン通り、華僑が集まる商業の街コタ、オランダ統治時代の洋館や跳ね橋などが残るスンダ・クラパ港など、様々な表情を持ち合わせている近代と歴史の交錯する街です。
   
■モナス(独立記念塔)Monas
 ジャカルタの中心、ムルデカ広場(独立記念広場)の真ん中にそびえるモナス(=Monument Nasional・独立記念塔)は、1945年8月17日のインドネシア独立のシンボルです。てっぺんには、純金が張られた黄金の炎が燃えています。高さ137メートルの塔の上には展望台があり、エレベータで登ると、ジャカルタ市内を一望に見渡すことができます。台座の部分には、初代大統領スカルノと初代副大統領ハッタが読み上げた独立宣言文が収められており、日曜日には一般公開されています。
 開館時間: 8:00〜17:00。
      
■国立中央博物館 Musium Pusat
 モナスの西側にあり、前庭にはタイ国王から贈られた象のブロンズ像が立っています。展示品には、石像、陶磁器、バティック(ジャワ更紗)、イカット(織物)、民族衣装などがあり、歴史の教科書にも出てくるジャワ原人(ピテカントロプス・エレクトス)の頭蓋骨の複製もあります。

 開館時間: 月 休み
         火〜木、日 8:30-14:30
         金 8:30-11:30、土 8:30-13:30


  
         


■イスティクラル寺院 Mesjid istiqulal

 国民の90%がイスラム教徒のインドネシアには、全国各地にモスク(イスラム寺院)が建てられているのを目にしますが、モナスの北東に位置するイスティクラル寺院は、東南アジア最大です。1961年に建設が始まり、17年の歳月をかけて1978年に完成しました。断食明けの礼拝には、一万人以上の信者が集まります。
 イスラム教徒でなくても、入口で靴を預けて中に入って見学することができます。イスラム教徒の集団礼拝がある金曜日の昼ごろに行くと、多くの信者が礼拝するところを見ることができます。中に入ると、男性と女性の場所が完全に分かれていますので、見学するときには気をつけましょう。

 
           
■カトリック教会 Gereja Kathedral
 イスティクラル寺院の向かいにあるのがカトリック教会。インドネシア国民は、イスラム教、キリスト教(プロテスタント、カトリック)、仏教、ヒンドゥー教のいずれかの宗教に入ることを義務付けられています。国民の90%がイスラム教で、その他は、プロテスタント5%、カトリック3%、ヒンドゥー教2%、仏教1%と続きます。
 イスラム教徒がスマトラ、ジャワ、西ヌサ・トゥンガラ、南カリマンタン、東南スラウェシ出身者に多いのに対し、カトリック教徒は、ティモール、東ヌサ・トゥンガラ、プロテスタントは北スラウェシ、パプア、マルク、北スマトラ、ヒンドゥー教徒はバリ島、仏教徒は華僑です。
      
■ガンビール駅 Stasiun Gambir
 モナスの東側にあり、バンドゥン、ジョグジャカルタ、スラバヤ行きの長距離列車の始発駅です。切符は出発の1か月前から駅の窓口で販売しています。
 特急列車は冷房付きで座席の座り心地もよく、快適な列車の旅が楽しめます。ただし、冷房が効きすぎていることも多いので、上着を用意したほうがよいでしょう。
      
■サリナデパート Toserba Sarinah

 インドネシアのお土産を手っ取り早く探すなら、インドネシア各地の民芸品が一堂にそろうサリナデパートがお勧めです。バティック、イカット、革製品、木彫り製品、銀製品、かご製品などが手ごろな価格で購入できます。地下にはHEROスーパーマーケットがあり、サンバル(チリソース)、クルプック(えびせんべい)、インスタント調味料など、インドネシアの食材も手に入ります。