KEIKOのとにかくインドネシア!
         Pokoknya Indonesia!

       Vol. 11 インドネシアへ里帰りするの巻
             ★NG編(その1)





 こんにちは。INJインドネシア語講師KEIKOです。KEIKOが大好きなジョグジャカルタ出身のロックバンドSheila on 7が、地元で起こった天災に心を痛め精力的に慰問活動を行っているという記事を読み大感激(-^〇^-) 。しかもインドネシアでも放送されていたワールドカップのテーマソングにSheila on 7の新曲「pemenang」(勝者)が抜擢され、大活躍(*^-゚)vィェィ♪。地元出身のバンドの活躍に被災地のみなさんもさぞかし勇気付けられたことでしょう。前回の旅でも数々の楽しい思い出をくれたジョグジャカルタ、そして被害にあわれたみなさまに一日も早く笑顔が戻るよう心よりお祈りいたします。

 さて、お届けしてきました「インドネシアへ里帰りするの巻」の最終を飾るのはNG編(笑)。楽しかった旅の中で数々の笑える失敗がありました。恥をしのんで(笑)ご披露します!(⌒・⌒)ゞ 。

【NGその1:差額の15,000ルピアはどこへ??】

 
これがそのブラウス。襟元、すそ、
袖口に小さなフリルがついており、
前開きを紐で蝶々結びにして着ま
す。とってもかわいいんですけど、
なぜか165,000ルピア(笑)
  Sheila on 7のメンバーとの夢のようなひとときを過ごした帰り道。(詳細は「Vol6インドネシアへ里帰りするの巻★ジョグジャカルタ編」ご参照) 有頂天になっていたこともあり、前から気になっていたホテル内のショップのマネキンが着ているブラウスを思い切って購入することに(*^o^*) 。

 帰宅が夜間だったので閉まっているのではと心配でしたが、扉に書かれた閉店時間は45分後。よし!大丈夫(*^-゚)v♪意気揚々とお店に入り、お目当てのブラウスの値札を見ると150,000ルピア(2,000円弱)。これは試着してみるっきゃない?「これのMサイズありますぅ?」とウキウキしながら声をかけ、出してきてくれたブラウスを試着。今の気分はお姫様ですもの(笑)。似合わないわけがない(*^o^*)。上機嫌で100,000ルピア札を二枚渡したKEIKOに店員さんの口から出た言葉は『はい。165,000ね(^o^)』。え?今165,000っておっしゃいました?当然のように渡されたお釣りは35,000ルピア。なんで??(-。-;) 「150,000じゃないの?」そりゃ聞くでしょう。だって値札に150,000って書いてあるんだもの。

 『ちがうわよ。165,000よ(`ε´)』このヒト何言ってんの?と言わんばかりの不満げな返事。ホレッと店頭に飾られているLサイズの商品の値札を私に見せるが当然150,000と書いてある。そりゃそうよ。だって150,000ルピアだもん。すると一瞬の沈黙の後、『こ、これは素材が違うの。高級なのよ。だから高いのヽ(`Д´)ノ』とお怒りモード。素材が違うってアナタ。そんなこと言われてもどっからどうみても一緒です(¬_¬) 。


 不満そうな顔をしているKEIKOを見ると『じゃぁ、こっちの安い方のLサイズにかえるの?かえるならかえるでいいわよっ。どうするの?もうお店閉めたいのよっ。キィィィ(`д´#)』と更にお怒り(・.・;) 。な、なんで怒ってるの?お店閉めたいってまだ閉店時間まで30分以上あるじゃない(-。-;) 。伝票も書かないし、レシートもくれないし。こ、これはもしや例のアレか???(゜ロ゜;)。例のアレを説明するには、まずインドネシアでの支払いの仕組みをお話した方がいいですね。通常インドネシアのお店で買い物をする場合、商品売り場で伝票を書いてもらう⇒伝票をキャッシャーへ持って行き代金を支払う⇒支払い証明のレシートを売り場に持って行き商品を受け取る、という流れが一般的でキャッシャーを通さず直接店員さんとお金のやり取りをすることはほとんどありません。それでもごくたまに、売り場で支払うよう要求されることがあります。

 まだインドネシアに行って間もない頃、商品売り場の店員さんに「売り場で払って」と言われるままにその場で支払うと、なぜか店員さんはコソコソっと自分のお財布からお釣をくれ、コソコソっと商品を渡し、満面の笑みで「Terima kasih, Mbak.(^o^)」(ありがとうございましたぁ)。アレ?なんでキャッシャー行かないの?レシートは?伝票は?なんで自分のお財布からお釣(゚o゚;)??その場で何が起こったのかはみなさんのご想像のとおりです。ごくごくたまに魔が差してしまう店員さんもいるということでしょうか・・・。その時の体験(例のアレ)をデジャヴのように感じながら、せっかくSheila on 7と楽しい時間を過ごしていい気分で帰ってきたのになぁ・・・C= (-。- )とちょっぴりがっかり。でも今日はこんなにいいことがあったし、「とにかくインドネシア」のネタにもなるし(笑)ここまでキレてるお姉さんを更に追い詰めることもないな、と寛大な気持ちで165,000ルピア払って帰ってきたKEIKOでした。とほほ(≧ε≦)。

バティックのスカートとコーディネートしてみました。やっぱりかわいい♪今度お教室に着て行きますね。


【NGその2 二つ一緒に買うと!!】

 ジャカルタのデパートでの出来事。地下にあるjamu(ジャムー。インドネシアの伝統的な漢方薬のようなもの。各種病気の症状緩和から美容関連まで、様々なjamuがあります。飲み薬が一般的。)売り場を通過するとキレイなお姉さんがKEIKOを呼び止めました。振り返ると手招きしています。なんだろうと近寄ってみるとjamuのセールス。

 『Mbak(お嬢さん)には絶対これが必要よ』と満面の笑みでお姉さんが薦めたのは、なんと!バストが大きくなる薬ヽ(゜ロ゜;)ノ。そ、そりゃぁ確かに必要かもしれないけどさっヾ(`ε´)ノヾ。そんな満面の笑みではっきり言わなくたっていいじゃないのぉぉ\(`0´)/と怒りつつ、興味がないわけでもなかったりしてちょっと話を聞いてみることに(笑)。「ホントに効くの?」と効いてみると『効くわよー。ホラ(`―´)』と得意げにゆっさゆっさ。はい。確かにこの薬でお姉さんみたいになれるんだったら効果抜群ですっ!!でもこの薬で大きくなったわけじゃないでしょぉ(¬_¬) と思いつつも、悲しいかな心惹かれるKEIKO(笑)。
  
お年玉用のポチ袋サイズに小分けされて売っている乾燥した粉タイプのJAMU。液体タイプやチューブに入った塗るタイプなど、いろいろあります。

 
 皮膚病、腰痛、咳止め等、
 病状緩和のためのJAMU
 値段を聞いてみると一つ60,000ルピア(750円くらい)。さすがデパート。高いっ!買えない値段ではないけれど・・・。悩んでいるKEIKOに『Mbakには絶対必要だって!ホラホラ。こうなるのよ。』と、お姉さんのゆっさゆっさ攻撃は続きます(笑)。絶対必要ってそんなに強調するなぁヽ(`Д´)ノと怒りつつも迷っているKEIKOに魅力的なキーワードが!『Mbak!これは一つ60,000ルピアだけどね。二つ買うとね。』二つ買うと!?もしかして安くなるの?おまけが着くの?女性ってこういうキーワードに弱いんですよねー、ってもしかしてKEIKOだけっ?( ;゜▽゜) まぁ、それは置いておいて、二つ買うと!?ですよ。気になるでしょう?「二つ買うと??」ぱっくり食いついちゃいました(笑)。 『二つ買うとね。120,000ルピアなのよ〜(o ̄∀ ̄)ノ』

 え?それはすご〜い!!q(≧∇≦*)(*≧∇≦)p・・・・・・ってチョットマッテクダサ〜イ。(なぜか西洋人風(笑))二つで120,000ルピア?えーっとぉ、一つ60,000ルピアで、二つ買ったら120,000ルピアってことはぁ、(あたしゃ小学生かいっ(笑)。)・・・・・・。定価のまんまじゃないかー\(@O@)/。


美白、若返りなど、美容のためのJAMU。他にも男性向けの滋養強壮用、不妊治療用など、実にさまざまです。
 思わず突っ込むKEIKOにお姉さんも負けてません。『でも二つ買ったら二つ分大きくなるわよ〜(`―´)』そんなバカな(笑)。そこでハッと我に返ったKEIKO。そうだよね。そんなウマイ話あるわけないよね。この薬で効果抜群だったら世の中グラマーだらけです(笑)。 C= (-。- ) 我に返るとバストのjamuにエキサイトしていた自分が急に恥ずかしくなり、「か、考えておくね」とよろよろその場を立ち去ったKEIKOでした。とほほ(≧ε≦)。

 まだまだあります、NG編(笑)。次号いよいよ里帰り最終回!NG編その2に続く・・・・

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