KEIKOのとにかくインドネシア!
         Pokoknya Indonesia!

       Vol. 13  KEIKOの初めての子供(本)誕生するの巻






 みなさまこんにちは。INJインドネシア語講師KEIKOです。季節は冬。12月ともなると街はクリスマス一色ですね。先日見つけたクリスマスツリーはホワイトとブルーを基調としていて清楚で新鮮な美しさでした。KEIKOはクリスチャンではないけれど、この季節になるとワクワクするから不思議なものです(*^o^*) 。

 今年最後の「とにかくインドネシア」では、KEIKOの初めての子供(本だけど(笑))をご紹介したいと思います。それでは元気よく行ってみようぉぉ(v^―°)。
 



こちらが表紙です。
国ごとに帯の色が異なっていますが
バリ島はエメラルドグリーンなので
お間違えなく(笑)
 9月吉日。旅行会社としておなじみのJTBの出版部門(JTBパブリッシング)より、INJへ執筆依頼がありました。本の名前は「イラスト会話ブック」。 旅先で使える情報と、そのシチュエーションごとに必要な単語やフレーズをかわいいイラストと共に紹介しているコンパクトなお役立ち本で、すでにハワイ、フランス、ドイツ、韓国、台湾、フィリピンなど、観光地として人気のある国(島、州)が続々と刊行されている人気のシリーズです。カラーのイラストと写真満載でクオリティが高い割にお値段が1,000円というお手頃さも人気の理由のようです。

 今回、そのイラスト会話ブックの「バリ島」版を出版するにあたり、執筆者としてINJに白羽の矢が立ち、本文はKEIKOとインドネシア語アシスタントの湧口真由美さん、巻末の「日本の紹介」翻訳はディナ先生とアルビー先生、全体監修はバタオネ先生と近藤先生が担当することになりました。y(^―^)yありがたや、ありがたや。

 自分で書いた本を片手にバリ島の旅を楽しんでもらえるなんて、こんな幸せなことはないですもの!初めての執筆活動がこんなステキでイラスト満載の楽しい本だなんて、KEIKOはホントに幸せ者です。この本を読んでもっと多くの方がインドネシアを、バリ島を好きになってくださったらどんなにステキかしら(*^o^*)と全身全霊を捧げて作りました!y(^―^)y


 「バリ島」は不思議な魅力に満ち溢れたミステリアスな島で、他のどの国よりもリピーターが多い観光地といっても過言ではないのではないでしょうか(*^-゚)v♪。

 KEIKOのクラスも「バリっ子クラブ」と呼んでいるほどバリフリークの方がたくさんいらっしゃいます。今回のこのイラスト会話ブック「バリ島」は、どこかで見たようなありきたりの内容ではなく、初心者向けの会話ブックとはい言いつつもそんなバリフリークのみなさんにも楽しんで読んでいただけるような本格的なものを目指して、編集者さんと小バトルを繰り返しながらも(笑)一切妥協せず、こだわりにこだわりましたψ(`∇´)ψ。

 こだわったポイントとは・・・・・。


        <こだわりポイントその1>

 バリ島を旅行する方にとって最も有益な情報を適切な量だけ掲載する!!ということを目標に、最適なシチュエーションと最適なフレーズを練りに練りました(^o^)。これが本当に難しい。書き始めるとあれもこれも必要に思えてくるのですが、全部載せていたら百科辞典のようになってしまいます(-。-;) 。それでは旅先に持っていってもらえないですよね(笑)。今回は特に「バリ島」でよく使われる表現をピックアップし、わかりやすく掲載しました。バリ島在住の方とも綿密に打ち合わせて作成したので、お役立ち度抜群です!(`―´)エッヘン。
     <こだわりポイントその2>

もう一つ大切なのは正確な情報を載せること。インドネシアの歴史や風習や文化などは紹介している本やガイドブックによって内容がまちまちで、どれがホントなの(・_・)?ということもよくありますよね。今回掲載している内容についてはあやまりがないよう、諸先生方と一つ一つ丁寧に調べました。これがまた大変だったのですが、この本を片手にバリ島をかっ歩していただいている姿を想像したら、これくらいの苦労は屁の河童だいっ。v(ー_ー)チッチッチッ。(げっそりやつれたけど(笑))

添付のイラストでは小さくてわからないかな?
数字の表記もインドネシア語のルールどおりにきちんと描いてますよー

                        

                    <こだわりポイントその3>

 食いしん坊のKEIKOですもの。お料理の説明文にはこだわりましたよぉ(笑)。記憶があいまいな点は現地の方にわざわざ食べていただいて情報を仕入れ、上にかかっているソースの種類まで逐一調査ψ(。。 )。読んだ方がどんな料理か想像できるようにできるだけ特徴を説明しつつ制限文字数内に簡潔にまとめる、これがまさに職人技(笑)。夢に出てくるほど大変でした。もちろん写真にもこだわりましたよー。おいしそうじゃなきゃ意味ないですものねっ。




 <こだわりポイントその4>

 バロンダンスで有名な聖獣バロンをデフォルメした「バロンちゃん」をバリ島の案内役とし、バロンちゃんと一緒にバリ島を楽しむスタイルにしました。実際のバロンとはちょっと違うんじゃない?と突っ込みたくなる方もいらっしゃると思いますが、案内役はやっぱりかわいい方がいいでしょう?(笑)かわいらしさ重視でデザインしていただきました。食べたり飲んだり遊んだり。この本の中にいくつバロンちゃんが登場しているでしょう??
 
かわいいバロンちゃんが所狭しとはしゃぎまわっています。
あなたはいくつ見つけられるかな??


踊りごとに衣装も違います。
たまに、二つの踊りの衣装が混ざっちゃってる
イラストありますよね(笑)

シャンプーも洗剤も歯磨き粉も
実在のものをきっちり再現。
お店で探して見てくださいね。
                       <こだわりポイントその5>

 イラスト会話ブックという名のとおりイラスト満載の楽しい本ですが、そのイラストもこだわりました。踊り子の衣装、ロスメン(民宿)においてある魔法瓶の形、市場のバナナの置き方から、フードコートに貼られている値段表の記載の仕方(インドネシア語では数字に使用するカンマと小数点の表示が日本語とは逆になり、5,000は5.000となる)など、ありとあらゆるところまで徹底的にこだわって描いていただきました。スーパーマーケットのページでは、実際にバリ島で売られているローカルブランドの洗剤、石鹸、歯磨き粉、シャンプーなどを見た目そのままに描いていただいたので、イラストを見ながら欲しい商品を探すことができます。なんて優れものなのかしら!(自我自賛(笑))。めげずに要望にこたえてくださったイラストレーターさん、本当にありがとうございました。m(_ _)m。







ロスメン(民宿)の部屋の中。
魔法瓶の形一つにもこだわって描いていただきました。

 通常、バナナは房の丸い方を上にして置きます。物売りのアイスクリームのブラ
ンドや、デパートのロゴも実在のものを
モデルにきちっと描きました。

  そんなこんなで諸先生方とこだわりにこだわって全身全霊を捧げたこのイラスト会話ブック。記念すべきKEIKOの第一子(しつこいようですが本です(笑))が大変な難産の上、無事誕生しました。\(o⌒∇⌒o)/ワァイ♪♪
 
 難産であるほど生まれた時の喜びはヒトシオっていうのは本当なんですねぇ。見本が刷り上ってきた時は感激のあまり教室でおおはしゃぎ。(受講生のみなさん、あの時は失礼しました(笑))。

 単なるKEIKOの自己満足だけではなく、必ずやみなさまに楽しんで読んでいただけるお役立ち本になったと自信をもってお勧めいたしますっy(^―^)y 。書店に並ぶのは12月22日(金)とのことですので、ぜひお手にとってこだわりのポイントを確認してみてください(笑)。INJでも販売予定です。

 この本がみなさまのバリ島旅行をより楽しいものにできるように、そして、一人でも多くの方がインドネシアを好きになってくださるように祈りつつ・・・・

 Selamat Natal dan Tahun Baru♪ メリークリスマス&ハッピーニューイヤー。みなさまよいお年を!(^―^)ノ“

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