■インドネシア語中上級クラスリポート(ディナ先生)
「さあ、今日は、『東ジャワ州シドアルジョでのガス田泥流噴出事故』
についての日本語の新聞記事をインドネシア語に訳してみましょう」
テキストはディナ先生のオリジナルテキストです。
翻訳の場合は、前もって宿題が受講生に割り当てられています。
「さて、今日の順番はだれですか?」
レッスンは全てインドネシア語で進めます。
「『泥流噴出事故』ですが、kecelakaan pancaranlumpurではなく、kasus semburan lumpurの方がいい
ですね。pancaranはair, sinar, cahayaなどに使います」
「『現在も数千人が避難生活』の部分ですが、『数千人』のbeberapa ribuanは間違いです。ribuanもしくはbeberapa ribuのどちらかですね」
「『現在も数千人が避難生活』の部分ですが、
『数千人』のbeberapa
ribuanは間違いです。
ribuanもしくはbeberapa ribuのどちらかですね」
「難しいistilah teknis(専門用語)はありますか?」「『慰謝料』は何と言いますか?」
「uang ganti rugiですね」辞書に載っていない専門用語の説明もします。
「先生、plomasiの単語が辞書に載っていませんが…」
「plomasiという単語はないですね。
promosi(宣伝)の間違いではないですか?」
「接頭辞di-がついてdiplomasiとなっているのですが…」
「ああ、それはdiplomasi(外交)で名詞ですね」
「な〜んだ。受動態と勘違いしていました(笑)」
インドネシアの最新情報を取り入れたオリジナルテキストを使用し、読み物、会話、文法、作文など中級レベルに必要なインドネシア語を学んでいきます。「同じ意味の会話や文章でも、中上級レベルではより良い、ふさわしい表現が要求されますね」
ディナ先生はインドネシア語版「魔女の宅急便」の翻訳者です。
その翻訳の経験を生かして、正しく的確なインドネシア語を受講生にわかりやすく説明します。